【感想】React ビギナーズガイド
経緯
読むに至った経緯。
- チームに配属になったReact未経験者向けの学習書籍として利用可能か。
- 現在の業務に取り入れられる何かがあるか?
結論
- 可能だが、ちょっとハードルが高い気がする。
- Flow, Jestは使っていないため導入時に参考になりそう。
思ったこと・・・
訳本のためか、若干読みにくい印象があった。
基本的な部分を押さえつつ、実際に小さなアプリケーションを動作させるまでを書籍で紹介。
私の場合は書籍を読んで終わっているが、実際にソースコードをダウンロードして動作を確認しながら進めると理解を深められるかもしれない。
そういった観点からはreact未経験者向けには良い教材になるかもしれない。
fluxについての紹介があり、考え方を理解するために自分で作ってみるというのが他にはない印象で新しかった。
また、品質維持のために複数のnpmパッケージについても紹介されている。そのため、開発環境を整えるには良いかもしれない。
もし下記のパッケージについて利用を検討しているがうまく導入できていないなら、良い資料になるかもしれない。
- ESLint
- Flow
- Jest
気になること
書籍はReact v14を使っている。 現在、まもなくv16がリリースされようとしている。
v16から大きく変わる点が多少あるため、v14からv16にアップグレードする際にはリリースノーツをよく確認しアップグレード手順を理解しなければならない。
後でリファレンスにはならないかもしれない。 理解した後は、これを卒業するというイメージでしょうか。ビギナーズガイドなので・・・。
Reactビギナーズガイド ―コンポーネントベースのフロントエンド開発入門
- 作者: Stoyan Stefanov,牧野聡
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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