Visual Studio上でコードの検索&置換 での正規表現の利用について
しばらく前に調べた内容を掲載しています。
足らないところは気が向いた時に追加します。
動作環境:Visual Studio 2015 RC
※ 参考URLがVS2013 用となっているので、2013でも基本同じ。
Visual Studio での正規表現の使用
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/2k3te2cs.aspx
テキスト検索&置換の正規表現エンジンは .NET Framework のエンジンを使用している。
( Visual Studio 2010 以前は、独自だった)
CTRL + F または CTRL + SHIFT + F で起動するテキストの検索と置換
↑[■★]:正規表現を使用する設定
.NET Framework の正規表現クリックリファレンス
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/az24scfc(v=vs.110).aspx
正規表現の基本3原則は当然使える。
・繰り返し(量指定子)
・連接
・選択
.NET Framework は VM型で正規表現エンジンを実装しているらしい。
そのため、「後読み、後方参照」なども使えるようだ。
鬼雲で使えるような再帰はリファレンスによると対応していないようだ。
グループ化
一般的な機能は使える。
説明 |
構成 |
パターン |
先読み (positive lookahead) |
(?=subexpression) |
|
否定先読み (negative lookahead) |
(?! subexpression) |
|
後読み (positive lookbehind) |
(?<=subexpression) |
|
否定後読み (negative lookbehind) |
(?!<subexpression) |
|
キャプチャグループ |
(subexpression) |
|
名前付きキャプチャグループ |
(?<name> subexpression) |
|
非キャプチャグループ |
(?:subexpression) |
置換
$を使って指定することに注意。
説明 |
文字 |
|
キャプチャグループ |
$number |
$1 , $2 , ... |
名前付きキャプチャグループ |
${name} |
(?<sub>\w+) -> ${sub} |